第24回 染・清流展 ビエンナーレ2023 Part1
2023年9月1日(金) ~
9月24日(日)
第24回「染・清流展 ビエンナーレ2023」を開催します。「染・清流展」は、第一線で活躍する染色作家に、所属団体の枠を超えて新作を出品していただき、染色文化のすばらしさを広く観覧者に伝えるとともに、染色界の活性化を目指す展覧会です。1991年に第1回展を開催し、2005年まで15回は京都市美術館で毎年開き、2007年からは2006年に開館した染・清流館で隔年に開催してきました。今回で32年24回を迎えることになります。今展には、美術館関係者やメディア関係者などを含む選考委員が選んだ33名の染色作家が、この展覧会のために制作した作品を、前期、後期の2期に分けて出品します。染色界を代表する重鎮から20代の若手までが、多様な染色技法を駆使して創作した、力のこもった染色作品の数々は、まさに現在の染色芸術の状況を映し出す展覧会になっているといえます。作品の形状もまた、パネル、屏風、掛け布、額装、暖簾、反立体、着物、帯、掛軸と、実に多彩です。今回の「染・清流展」を通して、世界に類を見ない染色芸術の魅力を、ぜひ体感していただきたいと存じます。
出品作家名
麻田脩二/有田やえ/井上由美/井隼慶人/ いまふくふみよ/宇良京子/加賀城健/加藤由起/兼先恵子/河田孝郎/日下部雅生/倉内啓/近藤卓浪/澁谷和子/髙谷光雄/田島征彦