第24回 染・清流展 ビエンナーレ2023 Part2
2023年9月29日(金) ~
10月22日(日)
第24回「染・清流展 ビエンナーレ2023」を開催します。「染・清流展」は、第一線で活躍する染色作家に、所属団体の枠を超えて新作を出品していただき、染色文化のすばらしさを広く観覧者に伝えるとともに、染色界の活性化を目指す展覧会です。1991年に第1回展を開催し、2005年まで15回は京都市美術館で毎年開き、2007年からは2006年に開館した染・清流館で隔年に開催してきました。今回で32年24回を迎えることになります。今展には、美術館関係者やメディア関係者などを含む選考委員が選んだ33名の染色作家が、この展覧会のために制作した作品を、前期、後期の2期に分けて出品します。染色界を代表する重鎮から20代の若手までが、多様な染色技法を駆使して創作した、力のこもった染色作品の数々は、まさに現在の染色芸術の状況を映し出す展覧会になっているといえます。作品の形状もまた、パネル、屏風、掛け布、額装、暖簾、反立体、着物、帯、掛軸と、実に多彩です。今回の「染・清流展」を通して、世界に類を見ない染色芸術の魅力を、ぜひ体感していただきたいと存じます。
出品作家名
舘正明/玉井佐知/内藤英治/中井貞次/長尾紀壽/羽毛田優子/ばんばまさえ/細田あずみ/本間晴子/松本健宏/向井詩織/むらたちひろ/室田泉/森口邦彦/八幡はるみ/山下茜里/山下眞実