開催中
期間:
2025年11月7日(金) ~
11月30日(日)
月曜日(但し11/24開館11/25休館)
次代を担う染色作家を育て、染色表現の世界をより活性化させるために、将来を期待される若手染色作家たちを発掘し、その作品を紹介する展覧会です。斬新な発想、独自の技法など、従来の染色作品にはない新鋭作家ならではの独創性にあふれる魅力的な表現が期待されます。今回は、型染作家として、長年いくつもの美術大学で染色を指導されてきた斎藤高志氏の監修で、多様で個性的な染色に取り組む4名の作家の作品が会場に展開します。また、「かたちで遊ぶ」を共通のテーマに、出品者それぞれが小作品を制作し、一つのコーナーに一堂に展示し空間を構成する新しい試みを行ないます。 監修:斎藤高志 彩光の瞬き 「染め」はおもしろい。染料が布と結合し一体となる。 染めない染色作品など様々な表現がある今日、スケッチから始まり草稿を練り、染色し作品を完成させる。最もオーソドックスなスタイルである。 この展覧会のメンバーは、若手ならではの独創性という点では、多少物足りなさを感じるかもしれないが、奇を衒う事なく、真摯に制作に取り組む姿勢に共感を覚える。 各自の作風は今構築されつつあり、発展途上かもしれないが、誠実なアプローチから放たれるこの瞬間の『煌めき』を見て頂きたい。 5年後、10年後活躍する姿を思い浮かべて頂ければ幸いである。 監修者:斎藤高志
出品作家名
大塚ゆず/岡元瑠菜/芥子萌樹/森﨑華林
特別出品:斎藤高志