第22回 染・清流展 ビエンナーレ2019 Part1

2019年8月31日(土) ~ 9月23日(月)

染・清流館は、第22回「染・清流展」ビエンナーレ2019を開催します。「染・清流展」は、京都を活動の拠点とする染色作家を支援し染色芸術を広く社会の中に位置付けていこうと1991年に始まりました。当初は京都市美術館で毎年、2007年の第16回展以降は京都・室町に開館した染・清流展で隔年の開催とし、2015年に第20回の記念展を開きました。その間には奈良や東京へ巡回した年もあります。総勢130名を上回る出品作家からの積極的な協力を得て、展覧会は回を重ね定着し、数多くの観覧者をお迎えしてきました。今回は2017年の第21回に続いて、隔年の開催を意味する「ビエンナーレ」を展覧会名に掲げるとともに、京都市美術館で開いていた当初に近い大きな作品も受け入れることにしました。91年の第1回にも作品を寄せたベテランから、当時はまだ生まれていなかった新鋭まで、作家29名の作品を2期に分けて展覧します。各作家が染め上げた作品世界をお楽しみいただくとともに、現代の染色表現の豊かな広がりを感じていただければ幸いです。

出品作家名

麻田脩二/井上康子/井上由美/井隼慶人/大村優里/小野山和代/加賀城健/加藤由起/兼先恵子/賀門利誓/河田孝郎/日下部雅生/草間喆雄/倉内啓