2015,03,01-2015,04,18

現代工芸の数奇 和美・茶美展

 近時、日本人の生活様式は大きく変わってきました。特に住宅では畳が姿を消し、椅子の生活になりました。辛うじて茶席だけは畳が使用されていますが、いつまでも畳での正座にこだわっていると、茶の人口が減少してゆきます。そこで茶席も今後は、立礼席が重要視されるでしょう。ここで想起されるのは、民族学者・梅棹忠夫氏の言葉です。「西洋の文明を考えるときに、日本というカードを一枚入れてみると、また違った西洋が見えてくる。ところが日本では、西洋化という近代化のなかで、肝心の日本というカードを置き忘れたままゲームが進んでしまった」。この日本というカードの一つとして、茶の湯という大きなカードが存在します。

 今回の展覧会は「茶の湯」を通して、世界に誇る現代工芸作品によって茶席を設え、「現代の和美・茶美」を追求します。そして2020年に開催される東京オリンピックに向けての「おもてなし」に備えたいと思います。

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染・清流館 ~染色専門美術館/京都~ ご利用案内

開館時間、入館料、アクセス、所在地

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南禅寺にある東郷平八郎が「清流亭」と命名した山荘。

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