Past exhibitions

PAST EVENT GALLERY 2010

2010,12,01-2010,12,23

Five type dye person

「日本の心」について、示唆に富んだ先人の主張やことばが ある。たとえば、芭蕉が「為る句」と「成る句」を区別し、頭 でつくる句よりも、おのづからにして「成る句」を重んじた。 造化に従い、自然のよびかけに応ずることが芭蕉の「風流」だっ た。親鸞の「自然法爾」とか、夏目漱石が晩年にいった「則天去私」 も同様の日本の心をしめすようだ。また、白川静は「なる」の 意味を解説し、「なる~なるほど」という存在の論理のうちには、 日本的とよばれる思考の基本的な性格が含まれているように思 うと記している。キーワードは「する」にたいする「なる」である。 工芸家はよく「素材をいかす」とか「素材の声をきく」などと、 自らの創作姿勢を語る。「素材・技法・プロセス」にねざした 造形思考は、工芸家に特徴的であるばかりでなく、日本の心を もあらわし、21世紀にあるべき「なるほどの造形思考」であ ろう。とりわけ、染み、滲み、むらをつくる染めの「なる」的 造形に、その傾向が顕著である。 今回の出展作家は、植物をモチーフに生命の気吹を描き続け る円並地順子、韓国のチェッコリ図に現代をもりこむ裵京姫、 ストロークとテクスチュアを追求する山崎香織の、?染めにと りくむ3名と、細編みでミクロコスモスを掌中におさめる伊藤 光、ポップなプリント地とニードルワークによってGirly世界 に誘う酒井稚恵。5名は、五彩あやなす「なるほどの造形思考」 の面々である。
福本繁樹(大阪芸術大学教授)

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