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Events opening in October

行為と現象 Ⅰ

旅の染景 きょうと現代染色アーカイヴⅤ

■date:
 2018,10,5(Fri)~10,21(Sun)

■place:Some・Seiryukan

■Admission: Adult rate 300yen ,
       Student rate 200yen

■Closed: Mondays
(It is the next day in the case of a holiday)

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Seiryutei

The villa retreat at Nanzenji Temple called Seiryutei by Togo Heihachiro.

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Somé・Seiryuten

Dye Works Exhibition

 

深萱真穂 (染・清流館キュレーター)


 ともに大阪芸術大学出身の染色家である舘正明(1972 年生まれ)と加賀城健(74 年生まれ)は、2000 ~ 08 年に東京と京都で2 人展を計5 回開きました。最後の2 人展から10 年、久しぶりに一緒に展覧会を、と提案しました。「行為と現象」をテーマに掲げ、3年に1 回、計3 回開く計画とし、毎回ゲストの染色家1 人を加えて3 人展とします。
 2 人の作品はいずれも具象的なモチーフの再現を目指しませんが、作風には違いもあります。深い表情を宿す作品を手掛ける舘は「私が意図するところは素材と技法、そしてプロセスを選択し、それを実行することにすべてが含まれている。…プロセスを実行する際、私のエモーションは介在しないほうが良い」と述べ、作家は布や染料が起こす現象を操る黒子を連想させます。対して加賀城は、長さ20 mもの布の上でスキージ(へら状の道具)をジグザグに動かした痕跡を染めた大作や、自身の指を使って有機的なかたちを表現したシリーズを発表しており、近年のインスタレーション(空間設営)も含めて、作家の行為や身体性を濃厚にうかがわせます。
 制作姿勢は静と動、座禅とダンスの対比をも連想させます。加えて今回はゲストに井上康子(87 年生まれ)を迎えます。井上の作品は風景など具象的なモチーフを含み、その意味でまず作者の観る行為を意識させますが、にじみという染色の現象を積極的に生かすことで、モチーフの忠実な再現よりむしろ浮遊感のある独特な世界の構築を目指しているように思えます。
 「行為と現象」をめぐる態度は3 者3 様ですが、3 人は染色における行為や現象について真剣に考えを巡らせ、試行錯誤を繰り返しています。作品に結実した「行為と現象」のせめぎあいを目撃していただければ幸いです。



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